佐藤建設 佐藤社長のこと №112012/11/12

デコラ張り-稼動テーブル
佐藤建設 佐藤社長のこと

佐藤さんとの付き合いが始まったのは、昭和52年に、私の家を建ててもららった時からである。
その後阪神大震災後の生家の修理やリフォームで度々お世話になったが、その中で平成14年のダイニングキッチンのリフォームでは、私のリフォーム案を聞いて、図面化し、何回も確認しながら、すばらしいリフォームをしてくれた。多分佐藤さん自身も良く出来たと満足されただろうと思っている。その時特別仕様の取外し可能なテーブルを作ってもらったのであるが、最初テーブル上面にデコラ張りを希望していたところ、出来ないということで、木製のものを納入してもらった。
そしたら忘れた頃に、2年位経ってから、デコラの天板が出来たので交換させてもらうと云って、交換してくれた。工場では試作実験をくり返して、やっと完成したようで、その誠実さに全く驚き、ありがたかった。
佐藤さんの仕事ぶりは、経験のあることには、自信満々で、一方未経験のこと、不安のあるときには、はっきりと出来ないと云ってくれる、その時には無理に頼まないことにしている。
私は機械設計の出身なので、建築は素人だが、リフォームとか修理の際には、素人のアイデアで色々と提案をしてみる。その中で佐藤さんが納得してやってみようと思ってくれた時には、試作実験をして確認してから工事をしてくれる。
その点非常に信頼できるし、「住まい造りのプロ」だけのことはあると感心している。佐藤さんとは技術的なことは、電話、FAXだけでも、かなりのことまで打合せが出来る、そういう建築設計者であると思っている。
                        平成24年11月8日記
         明石市東朝霧丘   米井賢